熊本支部 薬草教室開催しました。
初参加の方の為に、中村臣市郎先生の自己紹介です。
ハーブの中から今回は『レモングラス・レモンバーム・ローズマリー』を持ってきて頂きました。
先ずは、ハーブの効果効能のお話。
レモングラスは、イネ科でインドやスリランカなどが原産の為、寒さに弱い植物です。神経伝達系を刺激するので、認知症にも良いと言われています。眠気を覚まし、気持ちをリフレッシュさせてくれるので、うつな気分を和らげてもくれます。このハーブはレモンと同じ香り成分のシトラールを含有し、レモンのように強い香りを放つハーブ(草)であることからレモングラスと名付けられたと言われています。乾燥した葉でも良いけど、生葉を使用する方がおススメです。ハーブティーで頂く時は、カモミールとの相性が抜群です。
レモンバームは、シソ科で東地中海地方が原産の植物です。今では世界中で育てられて、お茶やお料理から美容まで幅広く利用されています。抗菌や抗ウイルス作用があり、不眠症・ノイローゼ・ヒステリーなどの精神不安、生理不順にも効果があるとされ古くから女性に重宝されています。
最後のローズマリーは、地中海沿岸の原産ですが現在は世界中の至る所で栽培されています。私の小さな花壇でも、咲き誇っています。記憶力や集中力を高める作用があり、血管を強くし血行を促し、消化機能を高め新陳代謝を促進。細胞の老化を防止し抗酸化作用もあると言われています。私は、コンディショナーにローズマリーの精油を入れて使っていますが、セージ(アップル・ホワイト)ローズマリー・ドクダミ・レモン(ゆず)でも作れるそうです。
ここからは、熊本支部初挑戦のロウソク作りです。
ロウソクを湯煎して、ヨモギとキハダパウダーで色を付けました。(実は、ヨモギの葉を煮出したのですが、上手く色を抽出できず断念しました)
ローズヒップ・砂・貝殻・ハーブなどでデコレーションしています。
上がヨモギ。下はキハダのロウソクです。
お楽しみのお茶タイムでは、松本智子さんの美味しい差し入れの水羊羹を、参加の皆さまと頂きました。
いつも、ありがとうございます。
サロンのドライスペースに、残ったレモンバームが仲間入りです。華やかになりました。
次回は、高森の平野虎丸先生の所にお邪魔して、薬草散策後にアカネ染に挑戦したいと思います。
7月23日(木曜日)10:00~15:00
詳細は、決定次第ホームページにてお知らせ致します。お楽しみにお待ちください。